体外受精の専門クリニック 幸町IVFクリニック

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幸町IVFクリニック
〒183-0055 東京都府中市府中町1-18-17
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ERA(子宮内膜着床能検査)

ERA [ENDOMETRIAL RECEPTIVITY ANALYSIS](子宮内膜着床能検査)についてご説明します。
1.ERA検査の目的
原因不明の反復性着床障害(良質な受精卵を複数回移植しても妊娠に至らない場合)の原因として子宮内膜の【着床ウィンドウ】が一致していないという報告が2014年にスペインのIVI Valenciaという施設から発信されました。
【着床ウィンドウ】つまり子宮内膜に受精卵が着床できる時間や時期は個人差があり、適切な時期に移植することにより妊娠が可能になるのではないかというものです。
当院ではERA検査をすることにより各患者様における【着床ウィンドウ】の結果から移植の時期を判断し、妊娠・出産をしていただくため実施しております。
2.ERA検査の背景
これまでは【着床ウィンドウ】を知る手段として子宮内膜日付診(組織学的基準に基づく方法)というものが一般的でした。しかしこの検査では正確に判断し移植時期を決定できるものではありませんでした。
ERA検査は患者様の子宮内膜組織より抽出したRNA産物をNGS(次世代シーケンサー)を用い、236個の発現遺伝子を解析することにより【着床ウィンドウ】を明らかにすることが可能になりました。
ERA検査を受けられた方の30%近くが【着床ウィンドウ】の時期がずれていたという結果が分かってきております。
3.ERA検査の方法
例といたしまして、ホルモン補充周期の場合は黄体ホルモン(P)投与開始日を0日とし、5日目(P+5)に子宮内膜を採取します。自然周期の場合は排卵日から5日目(LHサージまたはhCG投与から7日目ーLH+7、hCG+7)に子宮内膜を採取します。
この検査周期では移植は行いません。なお、こちらはあくまでも推奨例であり、患者様と当院医師による最適な周期において子宮内膜採取を行っております。
また子宮内膜を採取するため出血、痛み等を伴う場合もございます。事前に医師、看護師より十分な説明を受けてからの検査をお勧めいたします。
4.ERA検査の結果
子宮内膜を採取した時期の結果がReceptiveの場合、【着床ウィンドウ】には問題がなく良質な受精卵をこの時期に同じ条件にて移植していくことにより妊娠が期待できます。Non‐Receptiveとの結果が出た場合は、再検査が必要となります。この場合、検査結果には次回検査時の子宮内膜採取のタイミングの指示が記載されています。再検査の結果を確認することで患者様個人の最適な移植時期を特定できますので、次回以降の同条件の周期にて良質な受精卵を移植します。

再検査によって最適な移植時期を特定した「個別化された胚移植」を実施した結果、妊娠率が24%向上しています。
妊娠率
5.ERA検査注意
ERA検査の結果が出るには2~3週間ほどを要します。検査結果によっては再検査、再々検査の場合もございます。
6.ERA検査実施に伴う副作用及び不利益に関しまして(免責事項)
頻度は稀ですがERA検査を実施されるにあたり、考えられる副作用として術後出血、子宮内感染症、子宮穿孔等がございます。またこの検査は現在スペインに検体を国際輸送し検査・解析しております。輸送中の事故等による検体の破損・もしくは逸失につきましては、その理由を問わず当院では一切の責任を負えないことをご了承ください。
7.ERA検査の費用
費用は135,000円(税抜)です。
※当院にて治療を行っている方を対象に検査を行っています。
※内膜作成のための必要な診察・検査・薬剤、当日の診察・子宮内膜組織採取に関わる費用は含まれていません。

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